【菊花賞2025/外厩リスト】秋華賞同様、近年は外厩利用馬が上位争い 在厩調整で“注目穴馬”は……

坂路の家主 M

2025-10-23 17:30

【菊花賞2025/外厩リスト】秋華賞同様、近年は外厩利用馬が上位争い 在厩調整で“注目穴馬”は……
【菊花賞2025/外厩リスト】秋華賞同様、近年は外厩利用馬が上位争い 在厩調整で“注目穴馬”は……
今週開催されるのは、クラシック三冠目・菊花賞。人気一角のエリキングやショウヘイは在厩調整でラスト1冠に向けてスタンバイ。気になる外厩利用をリストアップする。
先週の秋華賞は春のGI馬2頭の命運が別れる牝馬三冠最終戦となった。オークス馬カムニャックは16着敗退。ゲート内で立ち上がるなど、これまでにないイレ込みを見せていた。スタートは何とかタイミングが合ったものの道中の走りもぎこちなく、4コーナーで沈んでいった。

◆【菊花賞2025予想/全頭診断】7枠のエリキングに不安要素あり 「1.2.0.0」該当の想定10人気以下など穴馬候補多数

■在厩のカムニャック、外厩利用のエンブロイダリー

オークス馬の秋華賞惨敗で思い出したのが1996年秋華賞でのエアグルーヴ。パドックからイレ込んでおり、道中も手応え悪く10着に敗れている。レース後には右前脚の骨折が判明し、翌夏まで休養を余儀なくされた。エアグルーヴは当時としては珍しいオークスからのブッツケでの参戦(注・この年から創設の秋華賞は前年までのローズSと同時期に開催)であり、直前の調教も良く動いていたものの後に同馬を管理していた伊藤雄二調教師が「調教で仕上げ過ぎたことが敗因」と語っていた。 牝馬仕上げの名人とされた伊藤雄二先生でもこうなってしまうのが競馬であり、また3歳牝馬特有の難しさが出たようだ。カムニャックの場合、エアグルーヴとは臨戦・調整過程が異なるものの、難しさが出たのかあるいは馬体に異変があったのか。続報を待ちたい。 三冠目を制したのは桜花賞馬エンブロイダリー。オークス後はノーザンファーム天栄で調整され、秋は直行での秋華賞優勝であった。さすがはノウハウ万全のノーザンファームであるが、桜花賞時同様に栗東に入厩して最終調整を行ったことも良かったようだ。 2着は絶妙な逃げで粘ったエリカエクスプレス、3着は不利のあったローズSから巻き返したパラディレーヌであったが、この2頭はともに9月の秋初戦後に短期放牧を挟んでいた。ちなみに4着馬、5着馬もトライアル後に短期放牧に出ており、ローズS後に在厩調整だったカムニャックとは明暗が分かれたことにある。

■菊花賞の外厩リスト

今週の菊花賞はトライアル後に短期放牧を挟んだ馬か、在厩調整の馬なのか。あるいは春や夏以来の馬なのか。主な馬の外厩利用状況を確認したい。

【前走後外厩利用】

・エキサイトバイオ 栗東・今野貞一 ノーザンファームしがらき(前走ラジオNIKKEI賞 10月第1週帰厩) ・エネルジコ 美浦・高柳瑞樹 ノーザンファーム天栄(前走新潟記念 9月最終週帰厩) ・ゲルチュタール 栗東・杉山晴紀 ノーザンファームしがらき(前走日本海S 9月第4週帰厩) ・ミラージュナイト 栗東・辻野泰之 ノーザンファームしがらき(前走札幌日刊スポーツ杯 9月第4週帰厩) ・レクスノヴァス 栗東・上村洋行 チャンピオンヒルズ(前走阿寒湖特別 10月第1週帰厩) ・レッドバンデ 美浦・大竹正博 山元トレーニングセンター(前走セントライト記念 9月最終週帰厩)

【在厩調整】

・アマキヒ 美浦・国枝栄 前走阿賀野川特別 ・エリキング 栗東・中内田正充 前走神戸新聞杯 ・ショウヘイ 栗東・友道康夫 前走神戸新聞杯 ・ジーティーアダマン 栗東・上村洋行 前走セントライト記念 ・ジョバンニ 栗東・杉山晴紀 前走神戸新聞杯 ・マイユニバース 栗東・武幸四郎 前走九十九里特別 ・ヤマニンブークリエ 栗東・松永幹夫 前走セントライト記念 ・ライトトラック 栗東・友道康夫 前走神戸新聞杯 トラアイル出走馬ではセントライト記念3着のレッドバンデのみが前走後に短期放牧を挟んだが、神戸新聞杯優勝のエリキングなど他の上位馬は在厩調整での参戦。また8月の新潟・阿賀野川特別で3勝目をあげたアマキヒも2か月以上のレース間隔だが在厩調整となっている。 アマキヒは来春定年を迎える国枝栄先生の管理馬。自身が管理したアパパネの仔で臨む最後のクラシックだけに、手元でじっくり調整したかったのかもしれない。なお阿賀野川特別から菊花賞へ直行した馬では2017年のポポカテペトルと2018年のユーキャンスマイルが3着に入っているが、2頭はアマキヒと同じ金子真人HDの所有馬だ。 骨折の影響で春二冠は11着、5着だったエリキングが夏を越して良化し、前走神戸新聞杯でも上昇余地を残す仕上げで快勝しただけにここも期待ができる。 ただ、昨年は外厩利用馬のワンツースリー、2023年も1、2着が外厩利用。近2年は外厩利用馬のワンツーであり、ノーザンファームしがらきで調整されたゲルチュタール、チャンピオンヒルズで調整されたレクスノヴァスなど伏兵陣も侮れないレースになりそうだ。 ◆【菊花賞2025予想/AI見解】AIはジョバンニを本命選出、「妙味・穴馬・台風の目」は? ショウヘイ、エネルジコ、ヤマニンブークリエなど注目馬ピックアップ ◆【菊花賞2025予想/枠順傾向】人気サイドは内枠理想「3頭で明暗」 伏兵なら外枠“馬券内率55.6%”該当馬は? ◆【菊花賞2025予想/穴馬アナライズ】エネルジコに対し「不当評価」想定“8人気”の盲点 京都改修後の傾向も後押しする高配当の使者とは?

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