【パトロールビデオ班／青ランプ10月第4週】菊花賞・ジョバンニ「内ラチ沿いで包まれて身動きが取れず」

10月25日・26日の開催のレースより、不利のあった馬を紹介する。

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10月25日～26日の主な前走不利

■土曜東京4R・2歳新馬
＜フェスティヴハート＞
【G前減速】道中はスムーズに中団を追走し、直線では内ラチ沿いを伸びたが、ダートに脚跡が残るゴール前を見て急減速。若さを見せたが、スムーズならもう少し際どかっただろう。

■土曜東京6R・2歳新馬
＜マクリール＞
【3角減速】スタートを出て勝ち馬の直後を追走したが、キックバックを受けた3コーナーで頭を上げて失速。直線で外に出して盛り返したが、惜しくも勝ち切ることはできなかった。

■土曜東京9R・精進湖特別
＜デンクマール＞
【折り合い欠く】前半からハミを噛んだまま行きたがる形。そのぶん最後に外から脚を伸ばした馬に捕まってしまったが、初めての1400m、初めて好位からの競馬に対応できたのは収穫。

■土曜東京9R・精進湖特別
＜ゴールドスター＞
【顔叩かれ】道中は後方を追走し、外に持ち出した直線では力強く伸びたが、内に併せた騎手のムチが馬の顔面にヒット。最後まで懸命に追い上げたが、勢いが止まってしまった。

■土曜東京11R・アルテミスS
＜タイセイボーグ＞
【発馬悪く】最内枠からゲートのタイミングが合わず出遅れてしまい後方2番手を追走する形になったが、直線では内を突いて盛り返した。スムーズなら、もう少し際どかったのでは。

■土曜東京12R・3歳上2勝クラス
＜アルジェンタージョ＞
【包まれて】五分のスタートを決めて道中は馬群の中を追走したが、勝負どころの3、4コーナーで身動きが取れなかった。最後まで道を見つけることができず、不完全燃焼に終わった。

■土曜東京12R・3歳上2勝クラス
＜ワーズワース＞
【流れ不向】早々に隊列が決まり中盤から最後までペースが上がらず、上位3頭は4角で1、2、3番手の馬。前が止まらない馬場の中でこの馬の競馬に徹するも、流れが味方しなかった。

■土曜京都2R・2歳未勝利
＜マルーンドライブ＞
【4角ロス】ゲートを出て中団の内ラチ沿いを追走したが、勝負どころの3、4コーナーでバテた逃げ馬を捌くことができなかった。大きく外に切り替えたのが、最後の結果に響いた。

■土曜京都5R・2歳新馬
＜トミーバローズ＞
【直線ロス】スムーズに好位を追走したが、直線で外に切り替えるロスがあった。抜け出してからもモタれる仕草を見せており、そのあたりが改善されれば初勝利は近いだろう。

■土曜京都10R・長岡京S
＜キタサンダムール＞
【直線不利】ハナを切った馬が残るペース。加えて、直線の半ばで狭いところを抜け出そうとするタイミングで外の馬に寄られたのも、伸びを欠いた影響のひとつ。スムーズならもっと際どかったはず。

■土曜京都12R・3歳上1勝クラス
＜ニュークレド＞
【内枠災い】ゲートをしっかり出て好位を取ったが、内ラチ沿いで包まれて仕掛けが遅れてしまった。直線でも馬場の悪い内を走るしかなく、最内枠が災いする形になった。

■土曜新潟1R・2歳未勝利
＜イイクニパッション＞
【3角逸走】果敢に先手を奪ったが、3、4コーナーで大きく外へ逸走。引っ張ってなんとか戻ってきたが、直線で盛り返す余力は残っていなかった。今回は度外視していい一戦。

■土曜新潟11R・魚沼S
＜ウインオーディン＞
【流れ不利】イレ込みが強くスタートで出遅れ。そのまま後方で脚をためられればよかったが、流れが遅く道中で我慢がきかなかったぶん脚を伸ばせなかった。条件ベストだっただけに、もったいない一戦。

■日曜東京7R・3歳上1勝クラス
＜タマモカンパネラ＞
【S出遅れ】スタートが決まらず道中は後方を追走。直線で大外に持ち出して急追したが、前半のロスが響いて勝ち切ることができなかった。ゲートが今後の課題になりそうだ。

■日曜京都3R・2歳未勝利
＜ショウナンバンライ＞
【4角不利】スタートもよく好位からの競馬。4角ではバテた馬が内にいたため外を回らざるを得ず、小さくない距離ロス。直線で手前を替えていなかったのも、最後のひと押しがきかなかった一因。

■日曜京都5R・2歳新馬
＜エムズビギン＞
【S出遅れ】最内枠から出遅れ、ポジションが悪くなってしまった。外に切り替えて懸命に追い上げたが、前が止まらない流れにも泣かされた。スムーズならすぐに勝てるだろう。

■日曜京都11R・菊花賞
＜ジョバンニ＞
【位置悪く】なんとかゲートを出て中団を追走したが、内ラチ沿いで包まれて身動きが取れず、勝負どころの4コーナーでは後方2番手まで位置を下げてしまった。最後は盛り返しているだけに…。

■日曜京都12R・嵯峨野特別
＜コスモストーム＞
【直線不利】スタートは五分、ペースが速く後方からの競馬でうまく脚をためられた。十分に手応えを残し、直線では内を突くも抜け出せる進路がなく外に切り替えるロス。今回は完全に脚を余す形。

■日曜新潟2R・2歳未勝利
＜エイシンティザー＞
【直線不利】スムーズに好位を追走し脚を残して直線を迎えたが、残り200メートル付近で前をカットされ減速してしまった。わずかな着差だったけに、不利が無ければ勝っていただろう。

■日曜新潟3R・2歳未勝利
＜ユニゾン＞
【S挟まれ】スタート直後、左右から挟まれる形に。後方からの競馬を強いられると、腹を括って直線勝負に懸ける。最後は大外に持ち出して伸びるも前が止まらなかった。あとひと押し。

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