【ファンタジーステークス2025／全頭診断】“馬券内率50％超”データ該当2頭が軸候補　GI級の上がり3F示す伏兵も要警戒

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馬柱探偵田原基成

2025-10-30 18:00

【ファンタジーステークス2025／全頭診断】“馬券内率50％超”データ該当2頭が軸候補　GI級の上がり3F示す伏兵も要警戒

YouTuberとしても活躍する馬柱探偵・田原基成のファンタジーステークス2025出走馬全頭診断。阪神JFにもつながるレースで出走馬をどのように分析したのか？

ファンタジーステークス2025は、阪神JFにつながるレース。フェスティバルヒルなど全頭をどのように分析したのか？

※2025年10月30日時点の見解であり、実際の結論（印・買い目）は週末の予想コラムにてご確認ください。

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・アンヘリータス
2戦2勝とまだ底を見せていないものの、2戦とも九州産馬限定戦でレースレベルに疑問あり。連続好走へのハードルは高い。

・ショウナンカリス
洋芝を4戦消化したのちの中央主場への参戦。時計面も含めて厳しい印象は否めない。

・シラヌイ
芝1200mの前走勝ち時計1分10秒2は平凡。厳しい。

・ナオミライトニング
前走もみじSは7頭立ての6着。一変を望むのは酷に映る。

・フェスティバルヒル
3着に終わった前走新潟2歳S。それでも新馬戦に続いて上がり3F最速の脚を使っており、非凡な切れ味を秘めていることを改めて証明した。2024年のC.デムーロ×吉田勝己オーナーの成績は【3-5-0-5】馬券内率61％。兄ミュージアムマイル同様に右回り巧者の可能性もあることから、ノーマークにはできない。

・ブラックチャリス
レコード勝ちの実績を引っ提げて臨んだ前走函館2歳S。初芝の地方馬・エイシンディードの大駆けに遭ったが、2番手から上がり3F最速2着なら評価が下がることはないだろう。キタサンブラック産駒は京都芝外回りの1400mで【4-0-4-7】馬券内率53％。血統面での後押しを加味したとき、再度の好走は現実味を帯びてくる。

・フルールジェンヌ
新馬戦、りんどう賞をいずれも先行して渋太く粘り馬券内を確保。先行力は立派も、前に行った馬を交わせず後方待機馬に差された前走内容には少し不満が残る。重賞での上位進出へのハードルは高そうだ。

・ベレーバスク
1400→1600mの距離延長にもなんなく対応した前走サフラン賞。急坂で脚が鈍った印象から、平坦京都替わりもプラスに働きそうだ。初の関西遠征がどうかも抜群のレースセンスと距離短縮ローテから印を回しておくべき1頭と言える。

・ポペット
前走札幌2歳Sは9着と惨敗。ただ当時は馬場の悪いところを通されつつストレスのかかるような立ち回りでもあり、能力全開とは言い切れない一戦だった。新馬戦は上がり3F33秒台で制したが、札幌芝で上がり3F33秒台の脚を使いつつ制した2歳馬はコディーノ、バスラットレオン、オーソクレースなどのちのGI連対馬や重賞ウイナーがズラリと並ぶ。見限るには早計だ。

・マーブルパレス
新馬戦は道中3番手以内を進んだ馬が上位独占。その展開利があった点は否めず、重賞のメンバー相手では厳しいだろう。

・メイショウハッケイ
デビューから連対外のない安定株。スタートはやや心もとないが、常に上がり3F上位の脚を使える末脚は評価すべきだろう。勝ち切るまではどうかも、ヒモのゾーンなら。

・メイプルハッピー
京都芝1600mの前走勝ち時計1分34秒6は稍重の前週2歳未勝利よりも遅かった。融通の利かない脚質でもあり、前走の再現は容易ではなさそうだ。

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