【天皇賞秋2025/AI見解】AI高評価の「本命・妙味・穴馬」と「消し」は? タスティエーラ、ミュージアムマイル、ブレイディヴェーグなど注目馬ピックアップ
Winsight編集部
2025-11-01 17:06
天皇賞・秋(GI、芝2000m、賞金3億円)は11月2日、東京競馬場で行われる。 3歳馬をはじめとした強豪が揃った一戦となるが、本記事ではWinsightの馬柱でも掲載されている「AI見解」の一部を掲載する。 ◆【天皇賞秋2025/大口投票】マスカレードボールに「300万超え」…上位人気中心に混戦模様 2日の主な高額投票を随時更新中
◆目次
・「AI見解」とは?(直近レースの掲載内容振り返り) ・天皇賞秋2025の「AI見解」
■「AI見解」とは?(直近レースの掲載内容振り返り)
前走成績や血統、レースの過去データなどを総合的に加味したうえで、独自のAI予想によって各馬を評価しジャッジする機能。Winsightでは一部重賞レースに現在掲載中。実際に掲載した内容を直近のレースから一部紹介… ・ファンタジーステークス:2着ショウナンカリス(10人気)→「【台風の目】すずらん賞では2着に食い込み、2走前では後方から差し切って初勝利を挙げるなど、多彩なレース経験を積んできた点は評価できる。ただし、洋芝から中央主場への転戦という点で適応力が問われる。重賞レベルでの競争力には疑問符も付くが、展開が向けば粘り込む可能性もあり、様々なレースパターンを経験している点は武器になり得る。池添騎手の手腕で化けるか」 ・秋華賞:1着エンブロイダリー(2人気)→「桜花賞を上がり3F3位以内で制した馬は京都開催の秋華賞で【3-0-1-1】という強力なデータが存在。オークス9着という結果が距離不安を煽るが、芝2000m適性馬が揃う血統構成は心強い。6枠11番の枠順も悪くない。折り合い面での成長が見られれば、巻き返しは十分に可能」 ・富士ステークス:1着ガイアフォース(3人気)→「春の安田記念で2着に好走し、同レースでは過去3年連続で掲示板内を確保する東京芝1600mのスペシャリスト。22年のセントライト記念以来、勝利から遠ざかっているが、安田記念から斤量1キロ減で臨める点もプラス材料だ。東京マイルでの安定した実績を考えれば、勝利を飾る可能性は十分にある。ノーマークは危険な一頭だ。」■天皇賞秋2025の「AI見解」は?
天皇賞・秋2025の「AI見解」抜粋は以下の通り。 ※天皇賞・秋の馬柱からは、その他出走馬の「AI見解」全文の他にも過去5走成績などの比較が可能です。 ◆天皇賞(秋) 出馬表/オッズ 【本命】タスティエーラ(牡5・レーン) 昨年の本レース2着馬で、当時は約半年ぶりの実戦ながら一変を果たした実績がある。今回も同様のレース間隔での参戦となり、休み明けローテでの好走パターンに合致。冬競馬と関西圏以外では【4-2-0-0】と抜群の安定感を誇り、東京コースとの相性は申し分ない。過去10年で最多5勝を挙げる4枠に入ったのも大きなプラス材料だ。自身より内に逃げ先行馬が不在という並びも好位からレースを進められる理想的な展開を予感させる。陣営からは弱気な声も聞かれるが、これまで何度も期待に応えてきた馬だけに、ここでも中心視するのが妥当だろう。 【対抗】マスカレードボール(牡3・ルメール) 前走日本ダービーは0秒1差の2着と僅差での敗戦。過去10年の天皇賞・秋において、前走日本ダービー4着内馬は【2-0-1-1】と好成績を残しており、3歳馬としてのデータも心強い。秋のG1で無双のルメール騎手とのコンビも大きなプラス材料。最終追い切りではダービー時に近い攻めた内容で仕上がりも良好だ。5枠7番も、府中の長い直線で末脚を活かすには理想的。3歳馬の上昇力と実績騎手の手腕に期待が持てる一頭だ。 【対抗】ミュージアムマイル(牡3・C.デムーロ) 前走セントライト記念は勝ちで、そこから菊花賞を回避して古馬混合の大舞台にターゲットを絞った。皐月賞勝利が示すように2000m適性は申し分なく、3歳馬としての上昇力も魅力だ。過去10年で3歳馬は2勝を含む3頭が馬券内に入っており、若駒の台頭は珍しくない。同じ3歳のマスカレードボールと比較すると左回り適性で見劣りする。最終追い切りでは併せ馬に劣勢ではあったが、それでも皐月賞馬の実力は本物古馬の壁を突破できるかが焦点となる。 【妙味】ブレイディヴェーグ(牝5・戸崎圭太) 今年に入り馬券内がなく、ピークアウトを疑う声もあるが、敗因を精査すると不得手なマイル戦、海外競馬、酷暑の新潟と納得できる理由が見えてくる。過去10年で5勝を挙げる4枠という枠順も追い風だ。6歳という年齢は過去データでは苦戦気味だが、同馬の場合は東京コースでの実績が豊富。調教内容の良さと4枠という好枠を考慮すれば、現在の評価は明らかに割安。穴馬として妙味十分の一頭だ。 【妙味】アーバンシック(牡4・プーシャ) 菊花賞馬の実力は本物だが、有馬記念以降でやや評価を落としている。しかし敗因を精査すると、直線が短く器用さを問われた中山芝と阪神芝という舞台の問題が大きい。実際、直線の長いコースでは【2-0-0-1】と好走が目立つ。2歳時の百日草特別では府中で上がり3F33秒2の末脚を披露しており、東京2000mの適性は申し分ない。初コンビのプーシャン騎手との相性も良さそう。10人気前後と想定される人気の低さは妙味十分で、高配当を演出する可能性を秘めている。 【穴馬】ホウオウビスケッツ(牡5・岩田康誠) 左回りの芝1600-2000mでは【1-3-2-1】と安定した成績を残しており、コース適性は問題ない。前走毎日王冠は2着と好走しており、上積みも期待できる。調教も2週連続で攻め抜いて好感触を得ている。懸念材料は斤量58キロでの勝利実績がない点だが、6歳馬としては例外的に東京コースで実績を残している点を評価したい。昨年3着の実績と前走の内容を踏まえれば、穴馬として十分な魅力を持つ一頭だ。 【穴馬】シランケド(牝5・横山武史) 前走新潟記念は上がり3F最速の脚で快勝し、当時負かしたエネルジコが菊花賞を、ディープモンスターが京都大賞典を制した点は評価を大きく上げる材料となる。過去10年の本レースでは上がり3F最速馬の成績が【5-6-1-3】と優秀で、末脚に自信のある馬の好走が目立つ。差し脚質は東京の長い直線に合致しており、展開が向けば一変の可能性を秘めている。新潟記念での上がりの速さを東京でも再現できれば、大駆けする可能性がある。 【台風の目】セイウンハーデス(牡6・菅原明良) 前走エプソムCは稍重馬場ながらレコード快勝、内容は立派だった。ただし、G1・G2では【0-0-0-4】と馬券内に届いておらず、最高峰の舞台では敷居が高い印象を受ける。6歳という年齢も過去データでは不利な材料だ。それでも前走のレコード勝ちは評価に値し、展開次第では激走の可能性を秘めている。ハイペースになれば持ち前のスタミナを活かせるだろう。主戦の幸騎手から菅原明良騎手に乗り替わる点は気がかりだが、展開が向けば台風の目となる可能性は十分にある。 【消し】メイショウタバル(牡4・武豊) 前走宝塚記念を3馬身差で快勝したが、当時は稍重馬場が味方。良馬場のオープンクラス成績は【0-0-0-4】と結果を残せておらず、さらにゴールドシップ産駒の芝2000mG1成績は【0-0-0-12】と壊滅的で、血統的な不安も拭えない。過去10年で8枠は連対がなしと大苦戦もマイナス要素だ。逃げ馬にとって厳しい天皇賞・秋というレースで、手を出しにくい要素が揃っている。武豊騎手の手腕には期待したいが、データ的には思い切って消し。 【消し】ジャスティンパレス(牡6・団野大成) 前走宝塚記念は3着と復活の兆しを見せたが、年齢がネックとなる。過去10年のデータでは6歳以上の馬は掲示板すら確保できておらず、高齢馬にとって極めて厳しいレースだ。さらに昨年以降の休み明け成績は【0-0-0-4】と精彩を欠いており、今回も前走から約3カ月空いての参戦となる。次走への叩き台と見るのが妥当か。 ※「AI見解」は生成コンテンツを含みます。情報の正確性を保証するものではなく、参考情報としてご活用ください。【参考動画】調教動画/2025年 天皇賞・秋|JRA公式
【参考レース動画】2025年 天皇賞・秋|JRA公式
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天皇賞・秋は、当日午前の段階でマスカレードボールが単勝2.8倍で1人気。タスティエーラが6.7倍で2人気、続いてメイショウタバル6.7倍、ミュージアムマイル8.6倍、ブレイディヴェーグ9.0倍、シランケド9.9倍となっている。11時時点ではマスカレードボールに単勝340万円などの高額投票が複数確認されている。
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