【ローズステークス2025/全頭診断】カムニャックに「3.1.0.1」鉄板級データ該当 “穴妙味をそそる”想定10人気以下は

馬柱探偵 田原基成

2025-09-11 18:00

【ローズステークス2025/全頭診断】カムニャックに「3.1.0.1」鉄板級データ該当 “穴妙味をそそる”想定10人気以下は
【ローズステークス2025/全頭診断】カムニャックに「3.1.0.1」鉄板級データ該当 “穴妙味をそそる”想定10人気以下は
YouTuberとしても活躍する馬柱探偵・田原基成のローズステークス2025出走馬全頭診断。秋華賞の前哨戦に好メンバーが集結。カムニャック、ルージュソリテールといった出走馬をどのように分析したのか?
秋華賞トライアルとして施行されるローズステークス。カムニャック、ルージュソリテールといった出走馬をどのように分析したのか?

※2025年9月11日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。

◆【セントライト記念2025/AI見解】ミュージアムマイル本命視も…AIが高評価した対抗馬は? 菊花賞トライアル戦から注目馬ピックアップ

・アイサンサン
2400→1600mの前走はマイルへの距離適性を示した一戦。1800mへの距離延長となるここは苦戦が予想される。

・ヴーレヴー
これまで挙げた4連対はすべて直線平坦コース。急坂の近2走はいずれも掲示板外に敗れており、平坦替わりを待ちたい。

・カムニャック
オークス馬がここから始動。2000→2400mと連勝の近2走から1800mへの距離は忙しいと思われるかもしれないが、ゆったり流れることが多く直線の長い阪神芝1800mなら大きな問題にはならないだろう。2011年以降、阪神開催のローズSにおいてオークスを上がり3F3位以内で制した馬は【3-1-0-1】。秋初戦を良い形で迎えられそうだ。

・コンドゥイア
連対を確保した近3走はいずれも斤量52キロ以下と軽量の恩恵があった。逃げ先行勢にとって楽ではないレース傾向も含め、強調材料は乏しい。

・セナスタイル
デビューから2戦2勝と底を見せていないが、戦ってきた相手や走破時計は平凡の域を出ない。重賞即通用は至難の業と言えそうだ。

・タイセイプランセス
馬券内に入った2戦はいずれも左回り。右回りの2戦は馬券内突入がなく、狙うなら左回り替わりのタイミングか。

・タガノアビー
オークス3着後に臨んだ前走2勝クラス。陣営としては確勝を期した一戦だと思われるが、勝ち馬を捕らえることはできなかった。それでも休み明けを思えば悲観する内容ではないし、叩き2戦目は【2-0-0-0】とパフォーマンスを上げる傾向あり。差し追込馬有利のレース傾向も含め、要警戒だ。

・ダンツエラン
年明け以降は馬券外が続く馬。ダート替わりなど、極端な路線変更時に評価を見直したい。

・チェルビアット
春はNHKマイルC3着とGIのメンバー相手に善戦。一躍世代上位クラスへランクアップしたが、今回は1800mの距離がカギとなる。芝1200mで勝ち上がり、芝1400m重賞2着がある馬が1800mをこなすのは簡単なことではない。中心視するには躊躇してしまう。

・テレサ
全3勝が逃げ切り勝ちと、極端な戦法でしか好走がない現状。差し追込馬有利のレース傾向から、ここは厳しい戦いが予想される。

・パラディレーヌ
芝1800mは【2-1-1-0】と大崩れなし。適距離替わりで中心視も考えられる1頭だが、直線平坦の京都と急坂の中山、東京でパフォーマンスに明確な差が見られていたのは気がかりだ。ノーマークにはできないが、本命級の評価も難しい。そんな存在として捉えたい。

・ビップデイジー
春競馬は精彩を欠いたものの、2歳時には阪神JF2着がある実績馬。ビーチサンバやクロコスミア、マイネイサベルなど2歳時に重賞馬券内歴がある馬の巻き返しが珍しくないレース傾向から、何らかの印は必要か。

・フェアリーライク
2走前に使われた阪神外回りは10着。上がり3F34秒台後半の決着が自身のスイートスポットで、ここは条件不適と言わざるを得ない。

・マトラコーニッシュ
牝馬限定戦の1勝クラスを勝って臨む馬。格の部分で足りない面は否めないが、新馬戦に前走と、勝つときは次位に0秒7差以上をつける上がり3Fをマークしておりポテンシャルは本物と言える。社台ノーザン系クラブ馬に優秀な母系、池添兄弟のタッグと穴妙味をそそる追い風多数。ノーマークにはできない。

・ミッキージュエリー
目下3連勝中の上がり馬。3勝すべて逃げ切り勝ちとスピードが強調されているが、差し追込勢が有利な本レースとはマッチしない。それでもレコード勝ちの前走が破格の強さだったのは事実。ピンかパーかのタイプだとは思うが、持ち時計通りに走れば間違いなく足りる馬ゆえ一定の評価は必要か。

・ミッキーマドンナ
1勝クラスの前走2着から休み明けでの参戦。初の関西圏かつ重賞馬券内もなく、鞍上がJ.モレイラという点を加味しても買い材料を見出すのは難しい。

・ランフォーヴァウ
近2走はフタ桁着順が続く馬。変わり身は望み薄か。

・ルージュソリテール
オークストライアルのスイートピーSを制したあとは休養に入り、秋初戦に本レースを選択。芝1800mの前走勝ち時計1分45秒9はその前年にコガネノソラが勝利した時計に次ぐもので、同馬がのちに重賞ウイナーに輝いたことから本馬も間接的に評価が上がる。秋のオール野芝で注目すべきロードカナロア産駒。ここも上位争いが期待できる。

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