【スワンステークス2025/全頭診断】マイルCS前哨戦に好メンバー集結 ウインマーベルより評価すべき「4.0.0.0」の4歳馬は

馬柱探偵 田原基成

2025-10-09 18:00

【スワンステークス2025/全頭診断】マイルCS前哨戦に好メンバー集結 ウインマーベルより評価すべき「4.0.0.0」の4歳馬は
【スワンステークス2025/全頭診断】マイルCS前哨戦に好メンバー集結 ウインマーベルより評価すべき「4.0.0.0」の4歳馬は
YouTuberとしても活躍する馬柱探偵・田原基成のスワンステークス2025出走馬全頭診断。マイルチャンピオンシップの前哨戦として施行される一戦。アドマイヤズーム、ランスオブカオスといった出走馬をどのように分析したのか?
マイルチャンピオンシップの前哨戦として施行されるスワンステークス2025。アドマイヤズーム、ランスオブカオスといった出走馬をどのように分析したのか?

※2025年10月9日時点の見解であり、実際の結論(印・買い目)は週末の予想コラムにてご確認ください。

◆【スワンステークス2025/大口投票】伏兵ショウナンザナドゥに「100万超え」…東西新馬戦でも100万超が発生 13日の主な高額投票を随時更新中

・アサカラキング
全5勝を前走から中1カ月半以内のレース間隔で挙げている馬。3走前に2着の条件替わりは悪くないものの、上がり馬やGI好走歴のある3歳馬が揃ったここではローテーションも含めて分が悪い印象だ。

・アドマイヤズーム
GI2勝目を狙った前走NHKマイルC。結果は14着とまさかの惨敗を喫したが、当時は落鉄に道中の他馬との接触、前に壁を作れないことによる折り合い難の三重苦。あの結果は致し方ないだろう。翻って、今回の舞台は【2-0-0-1】の京都芝。先行して上がり3F33秒台を使える馬でもあり、前走は度外視のうえ見直したい1頭だ。

・アルテヴェローチェ
アドマイヤズームにランスオブカオスと、朝日杯FSで先着を許した馬が出走するメンバー構成。洋芝と稍重馬場に勝利は限定されており、開催前半かつ良馬場想定の京都芝がマッチするとは思えない。

・ウインマーベル
海外重賞2着、マイルGIで2度の掲示板内と直近1年で積み重ねた実績は上位。ここも人気想定の1頭だが、今回はローテーションが引っかかる。古馬になって以降、前走から200mの距離短縮時の成績は【0-0-0-4】。追走が忙しくなることでパフォーマンスを落とすレースが目立っているのだ。大目標がマイルCSであることは明らかで、ここは押さえ程度が妥当か。

・オフトレイル
前走関屋記念は2着と低評価を覆す激走。3歳秋以降は強豪相手に覇を競った馬でもあり、メンバ―レベル次第でああいった結果になる馬なのだろう。直線非急坂コースでは【3-4-1-0】といまだ馬券外なし。昨年2着の舞台替わりかつ斤量減のここは好勝負が期待できる。

・グレイイングリーン
重賞では【0-0-0-5】とワンパンチ足りない現状。叩き2戦目の成績【0-0-1-5】も含め、前走からの連続好走へのハードルは高いと言わざるを得ない。

・シュタールヴィント
3勝クラスの卒業に1年以上を要した馬。重賞即通用は難しい注文と言えそうだ。

・ショウナンザナドゥ
休み明けの前走は勝ち馬と0秒4差。相手を考えればまずまずの内容と言えるが、開幕週の1枠1番でロスなく運べたこと、直線で進路が塞がる馬がいたことも含め追い風となる条件が多かったのも事実だ。デビュー時の素軽いスピードは鳴りを潜め、テンにいけない現状。粒ぞろいのメンバー構成のここで上位進出を望むのは酷に映る。

・ソーダズリング
3勝クラス勝利や阪急杯3着など、叩き2戦目でパフォーマンスを上げる傾向あり。休み明けの今回は次走への叩き台が濃厚と判断したいところだ。

・タイムトゥヘヴン
得意の中山マイルでも見せ場なく敗れた前走。上積み材料は乏しい。

・ダンツエラン
3歳以降は【0-0-0-5】掲示板外なし。変わり身は望み薄か。

・バルサムノート
重賞では【0-0-0-9】と苦戦傾向。リステッド競走・オープン特別に替わった際に見直したい。

・ムイ
重賞では厚い壁に阻まれている現状。厳しい。

・ランスオブカオス
前走NHKマイルCは直線でインを突き、見せ場たっぷりの5着。権利獲りが至上命題だったチャーチルダウンズCを経て臨んだ関東遠征だったが、決して悲観するようなパフォーマンスではなかった。関西圏は【2-0-2-0】と安定。ここも要警戒の1頭だ。

・レッドモンレーヴ
2度使われた京都芝外回りはいずれも掲示板外。東京芝がベストという馬で、ここは条件不適と言わざるを得ない。

・ロジリオン
重賞で5度の馬券内がある安定株。1400mから1600m、夏競馬から冬競馬、関東圏から関西圏まで条件不問で好走歴があるのは強みと言えるだろう。勝ち切るまではどうかも、何らかの印は必要か。

・ワイドラトゥール
芝1400mは【3-0-0-1】とわかりやすい距離巧者。そのなかには昨年秋の京都芝1400m勝利も含まれており、陣営も前走ひと叩きされたあとの参戦はプラン通りといったところか。強力3歳馬+牡馬相手の重賞で突き抜けるのは容易ではないが、ヒモ穴のゾーンでケアしたい1頭。

・ワールズエンド
この馬の適性はわかりやすい。直線急坂コースの成績【0-2-0-1】に対し、平坦コースは【4-0-0-0】。スピードを存分に活かすことができる平坦コースでパフォーマンスを上げるタイプだ。芝1400mを1分19秒1で駆け抜けた前走は逃げてラスト3F11秒4-10秒9-10秒9。額面通りなら重賞でも上位争いは必至だ。

◆【スワンステークス2025/大口投票】伏兵ショウナンザナドゥに「100万超え」…東西新馬戦でも100万超が発生 13日の主な高額投票を随時更新中

◆【スワンステークス2025/AI見解】AI高評価の「妙味・穴馬・台風の目」は? ワールズエンド、ロジリオン、ムイなど注目馬ピックアップ

◆【アイルランドトロフィー2025/大口投票】上位拮抗もアンゴラブラックに「100万超え」…未勝利戦でも動きあり 12日の主な高額投票を随時更新中


無料会員登録はこちら!

ニュースの閲覧やコメントの書き込みで「スコア」が貯まる!みんなのパドック診断にも参加可能!
メールマガジンで最新情報をお届け

今すぐ登録
 この記事は参考になった  24

オーサープロフィール

馬柱探偵 田原基成
『Rise or Fall 全頭診断』
このオーサーのプロフィール

関連リンク

無料会員登録はこちら!

ニュースの閲覧やコメントの書き込みで「スコア」が貯まる!みんなのパドック診断にも参加可能!
メールマガジンで最新情報をお届け

今すぐ登録

「全頭診断」の新着記事