6/8【安田記念】モーリスもアーモンドアイも敗れた「下剋上」の舞台 実績馬の復権と盲点の存在を考察【前編】

山田剛(Winsight Producer)

2025-06-07 19:20

6/8【安田記念】モーリスもアーモンドアイも敗れた「下剋上」の舞台 実績馬の復権と盲点の存在を考察【前編】
6/8【安田記念】モーリスもアーモンドアイも敗れた「下剋上」の舞台 実績馬の復権と盲点の存在を考察【前編】
今年は上位人気に前走崩れた馬が多く、ジャンタルマンタルは香港マイル13着、ブレイディヴェーグはドバイターフ7着、シックスペンスは大阪杯7着。実績馬の復権と盲点の存在を考察。
日本ダービーのクロワデュノールは、とにかくカッコよかった。何気に1番人気のダービー制覇は2020年のコントレイル以来。波乱決着も面白いけど、強い馬が強い勝ち方で魅せる、それもまた競馬の醍醐味かな、と思う。

ただ、安田記念は昔から「下剋上」の舞台でもある。

2016年にはGI4連勝中のマイル王モーリスが8番人気のロゴタイプに敗れ、2019年と20年には三冠牝馬アーモンドアイが牝馬に先着を許した。その2020年にアーモンドアイを下したグランアレグリアもまた、翌21年にはそのグランアレグリアも8番人気のダノンキングリーにアタマ差敗れている。

ただ、振り返ればロゴタイプはGI2勝馬であり前走・ダービー卿CTで2着と復調、ダノンキングリーはダービーの2着馬であり前走は天皇賞・秋で3番人気に指示されていた馬だった。

これが今回の【前編】コラムのテーマであり、まずは実績馬の「復権」を考察し、その上で盲点をあぶり出す。結論(印・買い目)は【後編】にて。

続きを読む ▼
見解・印・買い目をまとめて購入 ▶  この予想は参考になった  22

エキスパートプロフィール

山田剛(Winsight Producer)
『妙味×一撃「二刀流」攻守フォーメ』
このエキスパートのプロフィール

関連リンク

「安田記念」の新着記事