【パトロールビデオ班／青ランプ4月第3週】皐月賞ジョバンニ「不利がなければもっと際どかったか」

4月19、20日開催のレースより、不利のあった馬を紹介する。

※以下の内容は次走出走時に馬柱へアラートが付きます。

■土曜中山1R・3歳未勝利
＜キカオクベシ＞
【S出遅れ】初出走で大きく出遅れ、流れに乗ることができなかった。上がり最速の脚で追い込んだものの、4角最後方では8着も仕方なし。レース慣れしてくれば、もっと良い走りを見せることができるのではないか。

■土曜中山6R・3歳1勝クラス
＜ミッキーマドンナ＞
【S出遅れ】スタートで出遅れ、道中は最後方追走を余儀なくされる。勝負どころでまくり気味に進出したものの、小回りコースで外々を回されたぶん、勝ち馬には届かなかった。

■土曜中山10R・下総S
＜ハッスルダンク＞
【大出遅れ】元々、スタートが速い馬とは言えないが、とりわけ今回は出遅れ過ぎた。最後は追い上げているが、ロスが大きすぎただけに9着という結果も致し方なし。

■土曜中山10R・下総S
＜コトホドサヨウニ＞
【道中不利】中団を追走したものの、故障馬の直後で煽りを受けて大きくポジションを落とす。直線では勝負圏外まで下がってしまい、鞍上が追うところもなかっただけに、今回は参考外。

■土曜中山12R・葛飾特別
＜メイショウヤーキス＞
【進路なく】スタートを五分に出て中団を追走したものの、勝負どころの3、4コーナーから馬群に包まれて八方塞がり状態に。最後まで追うことができず、不完全燃焼に終わった。

■土曜阪神8R・4歳上1勝クラス
＜サク＞
【追い遅れ】道中は中団で脚をためたものの、勝負どころでスムーズにポジションを上げることができず。直線に入っても進路が無く、追えたのはラスト1ハロンのみ。力を出し切れなかった。

■日曜中山2R・3歳未勝利
＜ララヴァンダンジュ＞
【リズム悪】スタートこそ出たものの、初戦から一気の距離短縮で流れに乗り切れず、大きく離れた最後方までポジションを下げてしまった。最後は伸びているものの、レース慣れが必要か。

■日曜中山11R・皐月賞
＜マスカレードボール＞
【道中不利】序盤で他馬と何度も接触し、ポジションを下げざるをえない状況に。結果的に前が崩れる展開で後方待機がハマったが、着差を考えるともったいない競馬だった。上位には逆転可。

■日曜中山11R・皐月賞
＜ジョバンニ＞
【道中不利】向こう正面で内の馬が外へ膨れ、位置を下げる恰好に。そこからリカバリーし外を追い上げながら直線外から伸びて4着は立派。不利がなければもっと際どかったか。

■日曜中山11R・皐月賞
＜サトノシャイニング＞
【道中不利】最初のコーナーや向こう正面など道中何度も他馬と接触。馬がエキサイトしてしまい、頭を上げるシーンもあった。Cコースの8枠を考えると、掲示板は上出来。巻き返し可。

■日曜阪神6R・3歳1勝クラス
＜タイセイディアマン＞
【煽り受け】昇級戦でスタート直後からポジションは後ろだったが、動きたいところで下がってきた故障馬を待つロスが響き仕掛け遅れた。自分の脚は使っただけに、もったいない一戦となった。

■日曜阪神8R・4歳上1勝クラス
＜アーロンイメル＞
【抵抗受け】出ムチを入れて先手を主張したものの、内から抵抗されて逃げることができず。道中のオーバーペースもたたり、レース中盤でスタミナ切れとなってしまった。

■日曜阪神9R・蓬莱峡特別
＜パンデアスカル＞
【挟まれる】道中は常に手応えが悪く、勝負どころの3、4コーナーではいっぱい。それでも好位で堪えていたが、直線入口で激しく挟まれ、一気に最後方までポジションを落としてしまった。

■日曜阪神10R・天満橋S
＜ツークフォーゲル＞
【道中不利】中団で脚をためていたものの、運悪く前の馬が故障し急失速。左右に回避することができず後ろに下げることとなってしまい、巻き返すことはできなかった。

■日曜福島3R・3歳未勝利
＜オニマル＞
【気性悪く】終始、外に持っていかれ気味で、勝負どころの最終コーナーも曲がることで精一杯。折り合い自体もついていたとは言えず、最後まで粘っているものの気性の改善が必要。

■日曜福島3R・3歳未勝利
＜エスペシャリー＞
【揉まれる】好スタートを決めて先行したものの、引かない新人騎手に競られて2番手に後退。結果的に揉まれる形となってしまい、本来のしぶとさを見せることができなかった。

■日曜福島5R・3歳未勝利
＜レイデアンジェロ＞
【折合わず】スタート直後は後方も、包まれない外に持ち出すと歯止めが利かず一気に先行集団へ。レース中盤で早くも脚色が怪しくなり、粘りを見せることができなかった。キャリアの浅さが出た。