【過去10年DATA】傾向から読み解くフローラS
Winsight編集部
2025-04-21 16:00

フローラSにはオークスへの切符を賭け21頭が登録。ここでは予想に役立つフローラSの過去10年DATAをお届け。今回のプラスワンは前走上がり3F
27日、第60回フローラS(GII、芝2000m)が東京競馬場で行われる。 本記事では、過去10年におけるデータ(脚質・前走レース・人気・種牡馬系統・枠順・プラスワン)を一覧で紹介する。 <脚質> 逃げ【1.1.1.7】 先行【3.6.3.26】 中団【5.3.5.55】 後方【1.0.1.46】 マクリ【0.0.0.1】 中団待機が過去5頭が勝利と最多だが、先行も12頭が馬券内と健闘。東京コースの牝馬重賞ながら、意外にも後方待機は好走例が少ない。 <前走レース> フラワーC【2.2.4.13】 君子蘭賞【1.1.2.8】 ミモザ賞【1.1.0.14】 フリージ【1.0.1.1】 1勝クラス【1.0.0.12】 1勝クラス・牝【1.0.0.2】 アネモネS【1.0.0.1】 ゆきやなぎ賞【1.0.0.0】 フェアリーS【1.0.0.0】 クイーンC【0.2.1.5】 未勝利【0.2.1.12】 チューリップ賞【0.1.0.3】 桜花賞【0.1.0.1】 未勝利・牝【0.0.1.16】 フラワーC組が最多8頭の馬券内を輩出し、馬券外だった5年分の出走馬は、そのほとんどが人気薄。距離別で見ると1800m組が【5.4.7.54】。フラワーC組に限らず、この距離から参戦の馬に警戒か。 <人気> 1人気【1.2.0.7】 2人気【2.3.2.3】 3人気【2.0.1.7】 4人気【1.1.2.6】 5人気【2.0.2.6】 6~9人気【1.1.2.36】 10人気以下【1.3.1.70】 1番人気はわずか連対3頭。昨年7着をはじめ掲示板外5頭と不振傾向にある。むしろ狙い目のゾーンは2~3番人気となるが、近年は4~5番人気の好走が目立つなど傾向が変わりつつある。 <種牡馬系統> サンデーサイレンス系【5.8.5.78】 キングカメハメハ系【2.1.2.20】 ロベルト系【2.0.2.7】 その他ノーザンダンサー系【1.1.1.12】 その他【0.0.0.6】 ナスルーラ系【0.0.0.4】 サドラーズウェルズ系【0.0.0.3】 その他ミスタープロスペクター系【0.0.0.4】 ストームキャット系【0.0.0.1】 サンデーサイレンス系が強い。キズナ産駒は【0.0.1.5】と不振ながら、ここまで人気馬の出走歴が少ないのも事実。ロベルト系は出走頭数が少ないながらも、エピファネイア産駒が2年連続の3着。ステイゴールド系が強いイメージがあり、重厚なタイプの血統に注目か。 <枠順> 1枠【1.1.2.13】 2枠【4.2.1.12】 3枠【1.2.1.16】 4枠【1.2.0.17】 5枠【1.0.1.18】 6枠【0.2.0.18】 7枠【0.0.1.22】 8枠【2.1.4.19】 2枠が圧倒的に結果を残し、2018年から20年までに3年連続V。2022年には5番人気と4番人気でワン・ツーを決めた。東京芝2000mのイメージとは逆に8枠も7頭が馬券内と侮れず。 <プラスワン・前走上がり3F> 1位【3.1.4.32】 2位【2.2.1.24】 3位【1.1.0.25】 4・5位【3.1.2.23】 6位以下【1.5.3.31】 前走上がり1位を記録した馬は過去3勝を誇るが、4・5位も3勝で最多タイ。6位以下は1着こそ1回だが2着5回3着3回と軽視できない。実際にレース本番でも6位以下は【2.6.5.99】と馬券内突入のシーンは多く、切れより持久力が求められる。
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