6/1【日本ダービー】皐月賞惨敗から「10人気3着」の事例あり 不利だらけの一戦に潜む盲点【前編】

山田剛(Winsight Producer)

2025-05-30 18:30

6/1【日本ダービー】皐月賞惨敗から「10人気3着」の事例あり 不利だらけの一戦に潜む盲点【前編】
6/1【日本ダービー】皐月賞惨敗から「10人気3着」の事例あり 不利だらけの一戦に潜む盲点【前編】
馬場やコース適性、何より不利もあるが、ヴェルトライゼンデはレース前に「ダービーを見据えた仕上げ」と陣営。皐月賞は実績面を買われ、4番人気だったがここで8着と崩れたことで、ダービーでは10番人気にまで評価を下げたあげく、しっかりと巻き返しに成功した。

見解

先週のオークスはカムニャックが15年ぶりにフローラS勝ち馬として戴冠し、78年間も勝利が出ていないという1枠1番のアルマヴェローチェがアタマ差で2着。どうも最近のGIは「○年ぶり」が多い気がする。

日本ダービーも、昨年はダノンデサイルが皐月賞を競走除外となり実質京成杯から約3カ月の間隔で戴冠。一昨年はタスティエーラとD.レーンが「テン乗りは勝てない」というジンクスを69年ぶりに破っている。

じつは1番人気が4連敗中であり、過去10年で2勝しかしていない、というのが、近年の日本ダービー史なのだ。

今年の皐月賞は史上初のCコース。例年のBコースの幅員17mより3m狭くなるコースにフルゲート18頭が入り、レースでは結構序盤からガチャガチャしちゃった。そんな年に迎える大一番・日本ダービーということになる。

まずは皐月賞を振り返ることが日本ダービー攻略に繋がりそう。ということで、これが今回の【前編】コラムのテーマ。結論(印・買い目)は【後編】にて。

■日本ダービー2025予想【前編】

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『妙味×一撃「二刀流」攻守フォーメ』
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