【フローラS/DATAピックアップ】想定6人気以下に「馬券内率57.1%」の破格データ
Winsight編集部
2025-04-23 16:00

27日、第60回フローラS(GII、芝2000m)が東京競馬場で行われる。 今年は、2戦2勝のブラックルビー、クイーンC3着のエストゥペンダ、フラワーC3着のゴーソーファー、フリージア賞1着のヴァルキリーバースらがオークスへの切符を賭けエントリー。 ここではWinsight編集部「データ班」が、過去10年の重賞データを掘り下げて“注目馬”をピックアップする。 ■2番人気の好走率が高い 1人気【1-2-0-7】 2人気【2-3-2-3】 3人気【2-0-1-7】 4人気【1-1-2-6】 5人気【2-0-2-6】 6~9人気【1-1-2-36】 10人気以下【1-3-1-70】 1番人気の馬券絡みはわずか3回に留まり、2023年にソーダズリングの2着があるものの6連敗中と不振傾向。好走率が高いのは過去10年中で馬券内は7回を誇る2番人気で、連対率も50%と上々。直前まで見極めた上、2番人気になる馬は是非とも押さえておきたい。 ただし、最も狙いたいのは5番人気以下の伏兵。過去10年中9回で1頭以上が馬券内に入っており。例外は10年前となる2015年に2→1→3番人気で決着した1回のみ。本レースは穴馬の台頭目覚ましく、3連単はすべて万馬券、うち5回が10万円以上の配当となっている。 ■注目馬ピックアップ 妙味を求めて、想定では5番人気以下が見込まれているルクスジニアを挙げたい。勝ち上がりに5戦を要したが、続く君子蘭賞を逃げて勝利。前走レース別でフラワーCに続いて好走馬の多い前走君子蘭賞組だが、連対馬に限れば【1-1-2-3】と特に相性が良く、馬券内率は57-1%と破格の数字。 また、月曜コラムのプラスワンデータでも紹介したように、前走上がり3F6位以下だった馬の好走が目立つ本レース。本番でも6位以下は【2-6-5-99】と、開幕週の馬場らしく先行して粘れるタイプが好結果を残すケースが目立ち、前での競馬が見込まれる本馬にはぴったりとも言える。 初の2000m戦が気になるところではあるものの、未勝利で5戦続けてマイルを使われた後に、初めての距離延長となった前走を強い内容で勝っており、むしろ距離が伸びて良いタイプの可能性も。先に挙げたように人気薄の台頭が目立つレースだけに、ここでは忘れずに押さえておきたい。
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